2015年04月02日
すっかり桜も満開となり、心地よいこの季節。でも街を見渡すと、マスクが手放せない方もまだまだ多いようです。
最近はマスクも多機能化、デザイン化が進み、バリエーションも多彩なようで、いろいろなマスクをされている方を目にします。特に女性は、花粉症や風邪とは関係なく、職場での乾燥予防やノーメイクでちょっと近所へお買い物なんてときにもマスクを愛用される方も多いとのこと。ということで、今回は今が旬?の「マスク」を比べてみることにしました。
さて、比較を始める前に、軽くマスクについて軽くリサーチしたところ、本当にいろいろな種類があります。ダチョウ抗体マスク、プリントマスク、メイクがおちにくいマスク、デキル男の贅沢マスク・・・などなど、機能も対象としているユーザーもまさに多種多様。確かにマスクは長く装着することが多いので、人によって不快に感じるポイントや好みも細かく分かれそう。そこで、機能と見た目を中心に、いくつかのマスクを選出し、パッケージの見た目で購入意欲がわくか、実際に装着した感想はどうか?といった視点で比較検証をしてみました。
(※価格は2015年2月購入時の情報です。)
まずは、パッケージの評価から・・・
アンリ:さすが小林製薬。のどぬ〜るの語感に魅かれる。
レキジョ:商品名もわかりやすいし、喉をうるおすマスクだと見てわかりやすいですね。
アンリ:10時間加湿のコピーに安心感がある。風邪で苦しい睡眠時にも良さそう。
と、パッケージデザインは高評価。確かにあのメーカーの製品だと感覚的に分かり、「夜でも昼でも」「10時間」など具体的なコピーも目に入る、わかりやすいパッケージです。風邪で喉が痛いときなんかは、救いを求めて買ってしまいそう。
では、装着した感想(※それぞれ数時間装着して検証)は・・・
アンリ:ハーブユーカリ効果で鼻が通る感じ。ジェルのヒヤっと感もいい。会話しやすい立体マスクで、フィットして息もしやすい。
レキジョ:香りの好き嫌いはあると思いますが、カプセルのメントールマスク(※後ほど紹介)よりもクセがなくて着けやすいです。
タイチョウ:匂いとしっとりとした湿気は嫌いじゃない。でも、最初、ぬれフィルターの入れ方に少し迷ったけど。
アンリ:説明を見ると迷わないけど、ぱっと感覚でやると、フィルターが二重になっているのが分かりにくいね。マスクとしては、置いておくとき二つ折りになるのがいい。
アンリ:しかも、8時間装着後も、ぬれフィルターを絞ると水が出た。パッケージの絵の通り!
さすがはこの道○○年のベテラン!検証に抜け目がありません。ちなみにメンバー以外の人にも試してもらったところ、「医療用の印象を受ける」「ぬれパッドが透けて見えるし、寝るとき用かな」と、見た目の評価はいまひとつ。「お値段が高いので、いざという時なら」と、一個100円以上する価格を気にする方もいました。
レキジョ:ぱっと見て「一番効きそう」と思いました。パッケージのシンプルさと、黒の商品ビジュアルが印象的。
タイチョウ:パッケージ写真ではグレーっぽい印象だけど、いざ中身を取り出してみると真っ黒。まさに竹炭という感じだね。
アンリ:機能訴求のパッケージ。黒と銀で、らしくて効きそうなんだけど、光触媒加工って何?気になるけど書いてない!!
確かに「光触媒加工で」「活性炭を練り込み」と、いろいろ書かれてはいるのですが、いまひとつピンと来ない点も。まあ、論より証拠ということで、装着してみたところ・・・
レキジョ:とにかくあやしい。会社で着けていたら何だかザワザワされて、「忍者?」「ヤンキー??」なんて言葉をいただきました・・・。
アンリ:この黒が効きそうな印象があるし、インパクトもあっていい。ただ、着けてみると横が開いてずり上がってきたり、ちょっとフィット感が弱い。大きいのかな?
タイチョウ:口元ゆったりと書かれているし、女性には少し大きいのかもしれませんね。私もこれを着けてうろうろしてたら、「昔を思い出しますか?」とか言われたりしました(笑)。なかなかこれを着けて堂々と外を歩ける人は少ないかも。
レキジョ:でも匂いは本当に気にならない。竹炭効果ばっちり!こんなに効くとは思っていませんでした。
レキジョ:ぷちっ!というマスクの特長が大きく出ていて気になります。カプセルをつぶしたくなりますね。
アンリ:表面に使い方が大きく書いてあるのでわかりやすい。でも、最初はぷちっとしにくいけど。
タイチョウ:そうですね。最初、指当たりが固いので、ちょっと迷う。ただ、パッケージはどうなのかな。黒、ピンク、薔薇というビジュアルが、メントールの爽やかさには程遠い気がして、購入意欲は湧かないな。
レキジョ:他のメンバーに聞いたときも、「黒とピンクが下品」「昼ドラっぽい」とか、そんな意見でしたね。あまりウケは良くなさそう・・・。
タイチョウ:ぷちっとするカプセルが収まったクッション部分がフィットして、着け心地は悪くない。着けた瞬間、匂いを強く感じるので、苦手な匂いだとキツいかな。
レキジョ:カプセルをつぶすのは楽しいけど、私も香りが強いのが気になりました。芳香剤の匂いのように感じたので、長時間着けていたら酔いそう。つぶすカプセルの量で調整した方がいいかもしれませんね。
アンリ:メントール入りのクッションに鼻を押さえられる感覚。シャットアウト感はあるけど、肌触りが気になる。メントールは、すっと鼻が通る感じでマスク内に匂いが籠らない効果もありそうだけど、胃が弱っているときなど、むかむかするかも。
と、一同、香りの強さが気になった様子。匂いは好みが分かれやすいうえ、鼻のすぐそばにあるため、「よほど好きな匂いじゃないと匂い付きは買わない」という厳しい意見もありました。
レキジョ:他のマスクと違って、ふかふかしているので、目を引きますね。パッケージデザインがおしゃれで、無印良品に売ってそうな感じ。
アンリ:私はこのグレーのパッケージがどんよりして、何となく手に取りにくい。機能的というより無機的というか。TVで見たら、色違いもあるのかな?
タイチョウ:白色もありますね。今回はインパクト重視で、グレーを購入しましたけど。しかしこれ、装着感は良さそうですね。
アンリ:ポリウレタン素材と、顔に密着する形も特長的なので、装着写真があった方が良いのにね。
アンリ:ほんとに名前の通り、PITTAと顔に密着。ポリウレタンがやわらかくてフィットしてラク。しゃべりやすくて、化粧も落ちにくいと思う。
レキジョ:耳はまったく痛くないし、本当にぴったりフィットする。息苦しくないか心配だったけど問題なし。ただし、装着すると竹炭マスクよりあやしい。
タイチョウ:男性的なカタチかもね。私はこれ、すごい気に入りました。耳が痛くならないし、このフィット感が、着けていて一番サマになる気がする。お値段はちょっと高いですけどね。
レキジョ:繰り返し洗って3回ほど使えるみたいですね。ただ、わざわざ洗って、繰り返し使うかな?私はやはりグレーに抵抗感があるので、購入するなら白にしたいです。
アンリ:メイクを主張しているのはいいけど、三次元って?ちょっと唐突かも。色はいいけど、パッケージのデザインに愛想がないような。
タイチョウ:ネーミングは端的でわかりやすいですね。パッケージは愛想がないというか、せっかくメイクとか言ってるので、きれいなモデル写真使っても良いような気がします。
レキジョ:ひと目でどんなマスクかわかるのは好印象。ピンクで女子っぽいですね。まわりの女性陣から「パッケージで選ぶならこれ」という意見もありました。
タイチョウ:これは商品コンセプトが女性向けということで、私は未検証です。
アンリ:少し小さめと表示があるけど、確かに小さい。カバー力にやや不安。プロテクトコートの効果なのか、マスク面がやや硬いような。
レキジョ:女性専用だから小さくてフィットする感じはしますが、やはり他のマスクと比べると、息苦しい感じがしますね。
アンリ:耳の紐も少しきつめかな?フィット感や付け心地は、他と比べるとあまり良くない。メイクは落ちにくい感じはするけど。
レキジョ:立体構造で口元が浮くから、化粧が落ちにくいのかな?でもチークやファンデーションは、他のマスクと同様に落ちました・・・。
と、やや残念な結果に。機能的な商品は効果を期待するだけに、どうしても評価が辛くなるのかもしれません。そんな厳しい目を持つ女性に向けたマスクがもう一点。いよいよ比較も大詰めです。
タイチョウ:最後は企画モノ?ですね。面白そうだけど効果あるのかな?
レキジョ:小顔効果狙いはいいのですが、マスクとしての機能を果たすのか、ちょっと不安。顔の大きさを気にしているとバレるのが恥ずかしいから買えない、という意見もありましたね。
アンリ:話題性があって目につくパッケージ。言いたいことをしっかり出していて、頼もしい。チェック柄が原寸で表示されているのも気が利いているね。
レキジョ:ピンクのチェック柄はかわいいと思って普通に着けていましたが、ふと鏡を見て急に恥ずかしくなりました。高校生くらいの若い子が着けた方が似合いそう。
アンリ:チェック柄はかわいいし、表裏もわかりやすい。ただ、長時間していると耳が少し痛くなってきた。
タイチョウ:私も自宅でこっそり着けました。ピンクのチェックはヤバいですね、家族が引いていました・・・。小顔効果はいまいち分からなかったなあ。
レキジョ:メイクが落ちにくいマスクより少し大きいように感じました。柄付きでサイズを大きめにして顔を小さく見せてるのかな?
と、小顔効果にはあまりピンとこなかった様子。もちろんマスクとしては普通に問題なく使えるので、ちょっとおしゃれの要素を取り入れたい方には良さそうです。
ということで、今回のマスク比較は終了。さて、その結果は・・・
僅差で勝利を手にしたのは「のどぬ〜る ぬれマスク」!
パッケージデザインから着け心地までバランスよく加点されたのが勝因のよう。2位の「PITTA MASK」は、着け心地は全員満点だったものの、グレーの色味とパッケージデザインに評価が分かれてしまいました。
ちょっとした違いで、普段はあまり気にならないかもしれませんが、こうして比べてみるとマスクも意外に好みが分かれるもの。花粉症の季節にはこれ、風邪のときはこれ、普段使いはこれ、といったように使い分けするのが良さそうです。
そうそう、普段使いといえば最近は「マスク女子」なんて言葉もあり、美人に見えたりする効果もあるとかないとか。世の男性たちは夜の蝶だけでなく、昼のマスク美人にも注意が必要ですね。
タイチョウ(Team Lion)