2013年12月24日
街では、クリスマスイルミネーションが輝きだした今日この頃。お正月だってあっという間にやってきますよ。ということで、今回は美味しいお餅探しを致します。最近では、便利な真空パックの切り餅が主流ですよね。私が子供の心は、12月の末には、お米屋さんに頼んで伸し餅を持ってきてもらっていました。それを切るのが一苦労(って私は子供だったので傍観していましたが)。
お餅には、四角と、丸がありますね。その違いは地域によるそうです。関西は基本的に丸餅。関東では四角いお餅が一般的なようです。
もともと、お餅は手でまるめて成形したもので丸いのがルーツのようです。
だから今でも、お鏡餅は丸いのだそうで。
江戸時代に、大量生産のために考案されたのが角餅だそうです。
<お餅の形の境界線は、「富山県が富山と高岡の間、滋賀県が彦根と近江八幡の間、三重県が四日市と松坂辺りの間となり、この辺りを線を引くとよい。」とのことだ。
ただし、北海道は明治の開拓時代の出身県により、地域ごとに異なるところが多い。>
(末廣屋喜一郎サイトより)
<東日本の中でも、山形の庄内平野は、「丸餅」だそうです。
江戸が発展する前に、関西と交易があったからだそうです。>
という記述もサイト上では見られました。
前置きが長くなってしまいましたが。。。
今回の食べ比べ、つきたてのお餅を食べたいところですが、そこはそれ、食べ比べのお約束で、市販のお餅を吟味してみることに致します。
比べるお餅は4種類。
「六星の農家もち」
少量のお塩が入っています。これは、石川県のお餅の特長だそうです。550g 630円
六星HP
「伊丹産業 白もち」
360g 498円
真空パックの「TOPVALU 切り餅
500g 398円
「たいまつの杵つきもち」
350g 557円
以上、スーパーや百貨店で購入したお餅を食べ比べてみます。
それぞれのお餅の外観も撮影してみましたが、六星のお餅に光沢がある以外は、そんなに差異は見られません。
今回はどのような食べ方をするか選考委員で検討しました。
考えてみると、お餅の調理方法は案外沢山あります。焼くといっても、網、フライパン、オーブン、オーブントースター。オフィスで一番手軽な、オーブントースターで焼くことにしました。最近はやりの電子レンジでのお餅クッキングにも挑戦。
まずは、オーブントースターで焼いた、熱々のお餅を何もつけずに食べてみます。
お餅に何もつけずに食べるのは、みなさん初めてのようですが、思い思いの感想が飛び出します。
「甘い」、「しょっぱい」、「味が無い」などなど。
電子レンジでお餅を調理するときは、すこしずつ加熱しないとあっという間に溶けてしまいます。(それはそれで、きな粉が絡みやすく美味しいのですが。すぐに、固くなるので、できたらすぐに食べる体制で加熱することが肝心)
全体の感想を以下にまとめてみました。
六星のお餅の塩味については、全員感じるのですが、その他、甘さや噛み応えについては、十人十色。人それぞれに、感じ方が違うようです。
それぞれ個性あるお餅なので、順位をつけるのは難しかったですが、みんなの意見の最大公約数をすくいあげ、価格なども加味して以下の結論に達しました。
TOPVALUを伊丹産業と同率3位にしたのは、価格の安さを考慮したからです。
お手軽に、お餅をたべたいときにはうれしい価格です。
スーパーでお餅をみかけたら、パッケージの裏面の「原材料」なども確認してみると今までと違ったお餅選びができるかもしれませんよ。
お餅の味を気にしたことはあまりありませんでしたが、人によって感じ方は全然違うようです。みなさまも、色々なお餅を試してみて、お気に入りのお餅で楽しいお正月をお過ごしくださいねー。
萬琳