2013年10月16日
学校帰りや休日には、友達とカフェですごし、おいしいものから今話題のもの・恋愛の話までおしゃべりに花を咲かせている普通の女子大生が話題のホームベーカリーを初体験しました!
自家製パンを作っておうちカフェ女子会とか素敵だな~。
と、そんな野望も持ちつつ、価格.comで人気の3社のホームベーカリーを早速調べてみることに。
価格.com(10月16日現在)
★ パナソニック 商品ページ
★ 象印 商品ページ
★ ティファール 商品ページ
それぞれのメーカーサイトを覗いてみると、どのメーカーもホームベーカリーの商品情報だけでなく、レシピもたくさん載っていますね~!
毎日ホームベーカリーを使うことが、楽しくなりそうです。
それに驚いたのが、ホームベーカリーって、パンだけじゃなくて、ケーキやジャム、パスタまで作れること。思っていたよりも色々作れるんだな〜。
ティファールの『マイブレッド』は、会員専用サイトを使ってレシピの追加ができるようです。付属のUSBメモリにレシピデータをダウンロードして、本体につなぐことで、買った後も自分の好きなレシピをどんどん足していける仕組みだそう。
これまたハイテク、おそるべしです……!
レシピページは3社ともそれぞれ材料・作り方の手順・ホームベーカリーの設定などが載っているのですが、私のような初心者にありがたいつくりは、象印。各ステップの写真が細かく載っていて、心強いですね!
写真は拡大表示もできます。
さてさて、サイトを見ているだけでは何も始まらないので、早速実際に使ってみて検証してみましょう!
でも、3つもわざわざ買うのもなぁ……。
そんなときは……
(ジャーーーン)
「DMM~!!」
最近は便利な世の中ですね。
DMMでは、家電のレンタルサービスをしていてネットで予約すれば宅配便で届けてくれます。購入するか迷っている人は一度レンタルサービスで試してみるのもいいかもしれません。
※パナソニックは私物を借り、象印とティファールはDMMでレンタルしました。パナソニックは2012年度のモデルを使用しましたが、DMMにある象印とティファールのホームベーカリーは2010年度のものが最新機種だったので、比較自体はこれを考慮していただければと思います。
さっそく1泊2日(※何泊かも選べます)でレンタル!
2日後、大きな段ボール箱に入ってホームベーカリーたちが到着しました!
「お、結構大きい……」
開けてみると……
3社とも、付属の取説にレシピが載っていました。
レシピはWebサイトにも載っていますが、インターネットをしない人にとっては、取説にレシピがついているのはとっても親切。
3社とも掲載内容はほぼ同じ、付属の計量カップやスプーンも封入されています。3社を並べてみるとこんな感じです。
左から、パナソニック、象印、ティファールの順(以降、並びはすべてこの通り)
正面から見るとあまり差がないですね。
しかし気になったのがホームベーカリーの奥行き。
ティファールは2斤分の容量になるので、その分奥行きがあります。
日本の平均的なキッチンスペースを考えると少々大きいかも?
ホームベーカリーを運ぶ際に気になったのが取手の有無。
ティファールは取手が付いておらず、持ち運びが不便でした……。このサイズと形だと取手をつけにくいのでしょうか……?
象印も取手が一番高い位置で固定されないためブランブランします。
見た目は、象印がコンパクトで丸みを帯びたカタチが可愛く、それとは逆にシンプルにつくられたパナソニックのデザインも、お洒落なキッチンに似合いそうです。
というわけで、3社の比較はこちら。
個人的にはカタチがすっきりしていて、キッチンにもピタッと収まりそうなパナソニックが一番好みです!
さて、食パンづくりにチャレンジ!
まずは取説とじっくりにらめっこ。
実は私、女子には珍しい(?)ですが取説を読むのが好きなのです。取説を一通り読み終わって、さあ、パンを焼くぞー!!と意気込み十分
とはいえ、大雑把でずぼらな……私、失敗はしたくないのでまずは基本的な食パンからチャレンジ!
最初に3社それぞれのレシピをみて、食パンづくりに必要な材料を見ていきます。
ん~。やっぱりどこも似たり寄ったりですね。笑
ここではあまり差がつかずでした。
使用する材料はこんな感じです。
では、レシピに従って作っていきましょう!
ホームベーカリーを使っている人に聞いてみたところ、毎日同じように作っていても味や食感が変わるみたいです。
ここは慎重に重さを計って……。
慎重に……、
慎重に……、
計っ……、
……。
あっ!粉飛んだ!あっ!塩入れすぎ?!あっ!水水~~。
(バタバタ……)
バタバタしながらもなんとか分量どおり投入できました!
3社とも最後に投入する材料はドライイースト。
象印とティファールには材料を入れてから、一番高くなっている部分にくぼみをつくってドライイーストを流し込みます(こうしないと美味しいパンが焼き上がらないそうです)。
パナソニックは、自動で機械がドライイーストを後入れしてくれるので、専用の場所に投入します!
パンケースをセットしてふたを閉めます。
パナソニックはふたを閉めたときパチンとしまるのですが象印とティファールはふたを下ろしただけできちんとロックされていないので「本当にこれでしまっているの?!」と少々気になりましたが、これでいいみたいです。
さて、次は焼き方とタイマー設定ですね。
設定メニューどおりに種類を選択(3社とも焼き色は標準にしました)。
タイマーを設定する際、通常出来上がり時刻を入力すると思うのですが、ティファールは焼き上がりまでにかかる時間を入力します。夜のうちに仕込みをして朝7時に完成させたい。というとき、時間の計算がめんどくさいですね。
ですが、タイマーは最大15時間後までの設定が可能で、焼き上がりまでの時間はなんと3社の中で最速の2時間半です。ティファールの調理家電の多くは短時間で仕上げるというのに長けていますね~!
操作パネルで設定している時、パナソニックやティファールはパネルが天面に付いているので、操作しやすかったのですが、象印は側面に付いているので、ボタンを押しにくい印象でした。
ではでは3社とも出来上がりの時間を合わせて……
スタート!!!!
写真は象印
♪~
象印はスタートスイッチを押すと、何やら軽快な音楽が鳴りました。始まった感がわかって良いですね~。胸の高鳴りを抱えながらしばし待ちたいと思います!
そしてタイマー設定した4時間後……
ずぼらなりにもパンが出来上がりました!
さっそくパンケースから取り出してみましょう!
写真はパナソニック
香りをお届け出来ないのがほんっっっとうに残念なぐらい、焼きたてのパンの香ばしい香りが漂っていますよ!
パナソニック
象印
ティファール
パンケースからパンを取り出します。
パナソニックと象印はひっくり返して軽く振るとスポンっと出てきます。ティファールは手でパンを引っ張りながら出しました。
出した後はこのような感じでけっこう綺麗に取れます!
なんだか愛着が湧いてきそうなフォルムです。
では2度目の比較です。実際に使用して感じたことを比べてみました。
次はパンを切っていきます。パンナイフで切った時はふっかふかで、切った直後のパンから上り立つ湯気も食欲をそそります。
どれも上出来です!!!!!
といいながら、今回はホームベーカリーの比較でしたね。
いけないいけない。
まずは出来上がりの見た目。
パナソニックはふかっとした表面で色もきれいです。
象印はパナソニックに比べきめが細かすぎて詰まっているような感じで、色もやや黄色いです。
ティファールは象印よりも中身がぎっしり詰まりすぎているような感じです。
というわけで最後はもっとも気になる、パンの味比較です!
パナソニック
もちもちしていて甘みを感じ、耳も香ばしいです。
象印
耳がパリっとしていて歯切れがいいです。中身はもちもち感が強くて、好みが分かれそうですね。
ティファール
耳がフランスパンを感じさせるようなパリっと加減です。(ん~私には少々堅く感じました……)フランスパンを作るには最適なのかもしれません。
豆知識
いわゆるパンの「耳」って言われている部分、正式名称はなんというのだろうと調べてみると、「クラスト」という名前だそうです。内側の白い部分は「クラム」という名前だそう。勉強になりました!
さてさて、味についてまとめた比較表はこちら。
初めてのホームベーカリー。
本体の見た目、実際の使用感、パンの味、といくつかの軸で比べてきました。
最後にこれまでの軸をおさらいします。
総合的に判断した結果は……
1位 パナソニック 46.5点
2位 象印 46点
3位 ティファール 34.5点
となりました!
今回は私を含めて4人で比較をおこないましたが、パンの味の好みはひとそれぞれ。
自分に合ったホームベーカリーを是非探してみてくださいね!!
……今度はケーキに挑戦してみたいなぁ。
以上、ずぼら女子大生ことヤングでした!