遊民悠民(ゆうみんゆうみん)

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ありとあらゆる情報が溢れるいま、役に立つ情報が見つけにくい。
20代から60代までの「遊民悠民」メンバーが、「遊ぶ」「暮らす」「食べる」をテーマに
さまざまなモノを比較し、レポートしていきます。

くらす

~朗読のススメその2~(完)

前回は朗読の効用についてお伝えしたので、
今回は実践編。
まずは習ってみましょうというところから。

【さあ、チャレンジだ!】

まずはインターネットで調べて、
いくつかの教室を見に行って、自分に合う教室を探す。

検索すればたくさんの教室がヒットする。
例えば、
「朗読教室」だと約 2,100,000 件 (0.13 秒)
「朗読 習う」だと約 256,000 件 (0.18 秒)

通いたい地域も含めて調べたら、近所にもあるかも。

ほとんどの教室が体験をさせてくれるので
気軽に申し込んでみよう!

先に注意しておくが、これは趣味の世界なので
どんな読み方を良しとするかは人によって千差万別。

必ずしもいいと感じられるような読み方に
指導してもらえるとは限らないので
複数の教室を覗かれることをおすすめする。

【朗読体験からの気づき】

これまで私が行った体験教室からすると
大きく以下3つのタイプに分かれると思う。

A、感情をものすごくこめることをよしとする先生
B、声の出し方の基礎に忠実に指導する先生
C、自然さ、個性を活かすことをよしとする先生

個人的には趣味でやるならば、Cがいい。
Aは、自分の世界に浸りたい方はいいだろう。
Bは、声に特別コンプレックスがあるならばいいかもしれない。

さて、いくつか見てみたけれどもいまいち合わないとか
遠くて通えないなどの方はどうしたらよいかというと

この先生にご登場いただく。
41eZ70PFzYL
約4×9㎝のこのちっちゃな機械が
使いようによっては偉大な先生に化するのだ。
(最近ではスマートフォンの録音機能も使える。)
※もちろん、自分に甘くならない客観的な視点が必要なのはいうまでもない。

自分の声をレコーダーで録ったことのない方、
はじめは抵抗を感じると思う。

自身もはじめは聞いたことのない感覚と恥ずかしさで
寒イボが立って、なかなか冷静に聞けなかった。
気付いていた癖も、気付いていなかった癖も平等に
生生しく聞こえてくる。

ただ、そんな寒イボは完全に慣れの問題。
聞き続けると普通に感じられるようになり、
はじめはアラしか感じなかったのに、
たまーーーに成長が感じられたりもするのだ。
それがわかったらしめたもの。

私は今時々通っている教室があるのだが、
疲れていても、行くと元気になるくらい楽しい。
朗読しようとすると、
その世界観と前後の文脈などをフルに考慮しなければならず
一心不乱になれるのだ。
ちょっとスポーツにも似ているだろうか。
この爽快感は、やってみないとわからないと思う。(にんまり)

自分の中での成長感。
いくつになっても、こっそりと温め続けていきたい。

なんと近頃は朗読検定なるものもできているらしい。

http://www.roudokukentei.jp/

試験の内容はこんな感じ。
4級と3級は、試験と録音物の提出
2級はさらに小論文
準1級と1級はコンテスト形式

自信がついてきたら、腕試しにいいかもしれない。

なかがわ たんぽぽ

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