遊民悠民(ゆうみんゆうみん)

遊民悠民(ゆうみんゆうみん)

ありとあらゆる情報が溢れるいま、役に立つ情報が見つけにくい。
20代から60代までの「遊民悠民」メンバーが、「遊ぶ」「暮らす」「食べる」をテーマに
さまざまなモノを比較し、レポートしていきます。

あそぶ

トーニングシューズ

最近、巷で耳にする単語の中に「トーニングシューズ」というのがありませんか?
ヤフー辞書では、
「履いて歩いているだけで、運動効果が期待できる靴。「トーニング」は「整える」を意味している。靴底が独自の形状をしていて、歩くときに不安定な感じがするので、その不安定な状態を元に戻すためにバランスをとろうとする。そうすると普段は使わない筋肉に負荷がかかり、筋力を増すことになる。」と説明してあります。

初体験は、リーボック
2009年2月に発売を開始したリーボックのトーニングシューズ、EasyTone(イージートーン)。「履くだけのジム」というコンセプトのもと、美脚・ヒップアップなどの美容効果を訴求して話題となりました。
当然、買いましたョ。買った当初は、グラグラして歩きにくく、びっくりしたのですが、そのうちに慣れてすごく履きやすく感じました。そして、なんということでしょう!半年ぐらいで、明らかに、足が細くなったんですよ!フクラハギが見た目に細くなりご満悦。(証拠写真が残っていないのが残念至極)

二代目 EASYTONE

しかし、蜜月はそう長く続きませんでした。
1年ほど履いて、くたびれてきた初代を新しいものに買い替えたのですが、当初のようなグラグラ感がなくなり、(私にとっては)普通のスニーカーになっていたのです。それは私の身体がEASYTONEのフワフワしたバランスポットの効果に慣れてしまったからだと思います。前後して、アメリカでの賠償問題*が発生し日本でも、積極的なジム効果の宣伝を控えるようになっていきました。

*アメリカ連邦取引委員会(FTC)は、リーボックが2009年から展開した「イージートーンを履いて歩くと、他の運動靴と比べヒップが28%引き締まり、ふくらはぎの筋肉が11%多くつくことが証明された」という広告には科学的根拠がなく、機能を過大に表示していると指摘し、2011年9月にリーボックは2500万ドル(約19億円)を支払うことで和解した。 リーボックはイージートーン製品を購入した人への返金に応じている。(Wikipediaより)

次のターゲットはMBT
「不安定なスニーカー」中毒になっていた私の次のターゲットはMBT。女性誌の、「一誌が取り上げると連鎖的に他の雑誌もとりあげる習い」のおかげでしょうか、私の目にはMBTというスニーカーの名前が度々飛び込んでくるようになりました。MBTとはMasai(マサイ族)Barefoot(はだし)Technology(技術)の略で、人間が太古はだしで歩いていた時の機能を人に呼び戻すためのシューズのようです。なつかしい、はだし。。。
MBT公式サイト
http://jp.mbt.com/

最後に背中を押したのが、朝日新聞のコラムでの紹介。私は取り扱っている百貨店に急ぎました。
ただ、この靴は非常に履くのが難しいと事前学習していたので、接客係りのいない、その百貨店では不安で購入することができず、当時は芦屋にあった専門店に行くことにしました。(現在、芦屋ウォーキングスタジオは、三宮へ移転。
MBTウォーキングスタジオ神戸店 神戸市中央区三宮町2-2-3扇陽三宮ビル1FTel:078-599-7038)

そこでは、丁寧な接客で、私の足にあう靴を探してくださり、お気に入りの一足を手に入れることができました。

2011秋モデル。MBTの特長である、丸くカーブしたアウトソール。このモデルは少しソールが薄いです。

靴ではないのか?
The Anti-Shoe.(靴に非ず)MBTは自らをこう呼んでいます。
足を不安定な状態にし、全身の筋肉を活性化。足だけではなく全身に優れた効果を及ぼすそうです。
お店で歩き方の指導をして頂き、その後一ヶ月ほど、歩き方になれるまでトレーニングを続けました。幸い、まだ暑い時期だったので足元(足首)がよく見えるウェアで歩くことができたので、グニャッと足首が曲がってしまう着地をしないように細心の注意を払いました。歩くのに、これだけの注意をはらったのは生まれて初めてでした。
このシューズは買ってすぐに、長時間履いてはいけないそうです。「一回の使用時間を15分程度とし、立ち方と歩き方を習得します。一日、3-4回使用すると良い。一週間ほど、疲れたら休むようにしながら使用。こうして一か月経つと、2時間履き続けられるようになります。」とあります。ちょっと力が入りますよね。詳細はお店の方に教えてもらうのがよいでしょう。
今までのスニーカーの概念を変えるThe Anti-Shoeです。

(使用上の注意事項とよくある質問)
http://jp.mbt.com/Header/Help/FAQ.aspx
くちコミサイトもあります。
http://www.mbt-kuchikomi.com/

MBTにはそれぞれ、説明キットがついています。

歩き方を動画で見られるDVDも同梱。

シューズ・アディクト(靴中毒)
どうにか履けるようになると、もう一足欲しくなりまたお店に行き、今度はもっとソールの厚いシューズを購入しました。

2足目のこのモデルは、MBTらしい厚いソールです。

この靴は、ソールが厚くどこまでも歩けるぐらいに履き心地がよい逸品。
(ただ、最初の靴ほど私の足にフィットしないので靴下での調整が必要。MBTのシューズはデザインによって同じサイズでもかなり大きさが違うように思います。プロのトレーナーによるフィッティングは必須だと思います)
今では、MBT中毒になり(芸能人の中にも「ヘビーユーザー」という記事をみかけますが)、冬にはブーツを買って通勤にも愛用していました。

歩きやすいし、温かいブーツ。歩き方はNGですね

これも少し大きいので、厚い靴下をはいて防寒をかねています。

お医者様のお墨付き
近所の整形外科に行ったときに発見したお知らせ。

外反母趾などに困っている人用に医院で用意されたお店紹介

そういえば、この靴を履いて、外反母趾気味だった私の足の親指はかなりまっすぐになりました。友人は、腰痛が緩和したそうです。

まだ左足の親指は曲がっていますが、右はかなり改善!

快適なショップ

移転前、芦屋ウォーキングスタジオ

 

鏡張りでウォーキング姿勢を確認

 

シューズは壁面にディスプレイされています。

当時、芦屋にあったショップは、現在三宮に移転。
MBTウォーキングスタジオには、このようにウォーキングマシーンがある(はず)。
買ってからも、歩き方の相談にのってくれます。
以下のサイトでお近くのショップを探すことができます。
http://jp.mbt.com/Home/Stores.aspx

一番最後に伺ったのは1月の末でセール中でした。
うっかりお名前を伺うのを忘れた優しく、親切なスタッフのお二人。今は三宮のウォーキングスタジオにいらっしゃるはずです。

優しいスタッフの方が相談にのってくださいます。

まだ、完全に正しい歩き方ができていないのか、細くなっていた私のフクラハギはかなり太くなり、ちょっと残念なのですが。。。フクラハギは心臓への血液のポンプと言われます。
太い方がよいということで、自己完結しています。
この歳では足のきれいさよりも歩く快適さや健康を重視。

お店のスタッフさんは親切で、何度でも歩き方を指導してくださいます。
一度で、正しい歩き方を習得するのは到底無理。
ウォーキング教室もあるようなので、一度参加してみたいと思います。

沢山の種類があるトーニングシューズ。
皆様もお気に入りの相棒をみつけて、シェイプアップも兼ねたウォーキングに出かけてみませんか?

トーニングシューズについてのサイト
http://trainingshoes.web.fc2.com/shoest03.html

萬琳
ホームへ戻る