遊民悠民(ゆうみんゆうみん)

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20代から60代までの「遊民悠民」メンバーが、「遊ぶ」「暮らす」「食べる」をテーマに
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あそぶ

【得楽切符で行こう(1)】比叡山で日本一づくしの旅!

毎日通勤に使う電車。朝はバタバタと、帰りは疲れて駅構内を足早に去る人も多いのではないだろうか。ふと足を止めて構内のチラシを見てみると、おもしろい企画の切符が発売されている。しかも、なかなかお得だ。
今回はその中から京阪電鉄の「比叡山横断切符」を使用した旅の模様をご紹介。価格は3000円。今年は3月20日に発売されたばかりだ。

いざ、出発!
通勤の通り道でもある京阪京橋駅で切符を購入。切符は京阪電車の各駅で購入できる。車中ではまだ見ぬ比叡山に期待を膨らませながら同行する友人との話も弾む。
比叡山は天台宗の総本山としても知られる京都と滋賀の境界にある山。「古都京都の文化財」の1つとして世界遺産に登録されている延暦寺があることでも有名だ。今回は横断するので、京都側から登り、滋賀側へ下りる。複数の交通機関を使うのだが、全て比叡山横断切符1枚で済むのでありがたい。

高低差日本一のケーブルカー
京阪、叡電を乗り継いで、ケーブル八瀬駅に到着。ここで日本一その1。叡山ケーブル。高低差(561m)が日本一のケーブルカーだ。

左:叡山ケーブルカー。階段からも急傾斜であることがわかる。 右:ケーブルからの景色。

左:叡山ケーブルカー。階段からも急傾斜であることがわかる。
右:ケーブルからの景色。

出発してみると、さすが日本一。すごい傾斜だ。もしもこのケーブルが切れたら…と勝手に脱出方法まで想像したところで無事到着。ロープウェーを乗り継いで山頂へ!

比叡山頂からの景色。これだけの高さまで登ってきました!

比叡山頂からの景色。これだけの高さまで登ってきました!

「世界遺産」延暦寺へ
山頂はバスも走っているが、徒歩で散策。寄り道をしながら1時間ほどで延暦寺のドライブコース沿いの受付所に到着。ここでも比叡山横断切符が活躍!延暦寺の東塔・西塔・横川の巡拝料(大人550円)もこの切符に含まれるのである。後日調べてみるともっと立派な受付所があったようで、そこから入れなかったのが残念である。

東堂・阿弥陀堂 意外とお堂を撮影していなかった・・・

東堂・阿弥陀堂 意外とお堂を撮影していなかった・・・

さすが世界遺産。延暦寺には老若男女問わず多くの観光客が訪れていた。歴史や仏教に興味がなくても、この歴史ある寺院を見学するだけでも十分魅力的ではないだろうか。
ハプニングもあった。延暦寺総本堂の根本中堂で靴を脱ぎ、巡拝をしている時である。隣で巡拝していた観光客の若い男性が突如「痛っ!」と大声で叫び転倒。足の裏をスズメバチに刺されたようだ。一時、場は騒然としたが適切な応急手当もあり男性は大事には至らなかったようで一安心。スズメバチは床下にも巣をつくるので、足下にも十分注意が必要だ。この一件ですっかりビビってしまい、足早に巡拝を終えて帰りは滋賀側へくだる坂本ケーブルの乗り口へ向かう。

絶景!日本一の湖
日本一その2。琵琶湖。滋賀県の面積1/6を占める日本一大きな湖。坂本ケーブルの乗り口、ケーブル延暦寺駅の展望台からは琵琶湖が一望できる。その大きさには圧倒され、大河ドラマ「江」で“琵琶の海”と言われていたのも納得である。

展望台からの景色。曇りでしたが、すごくキレイでした。

展望台からの景色。曇りでしたが、すごくキレイでした。

趣のある駅舎では駅員さんが不思議な行動をしている。近くに行ってみると、ピーナッツを餌に持ち、口笛で小鳥を呼び、手に乗せるというパフォーマンスを見せてくれた。同行した友人も「私も!」と果敢にチャレンジ。ケーブルカーがくるまでチャレンジし続けたが成功せず悔しがっていた。

長さ日本一のケーブルカー
そして最後の日本一。長さ(2,025m)が日本一の坂本ケーブル。ケーブル延暦寺駅とケーブル坂本駅をつなぐ。ヨーロッパ調の色調と大きな窓が特徴的だ。ケーブルカーには珍しい途中駅2か所、橋梁7か所、トンネル2か所を通過。叡山ケーブルよりはなだらかに、10分ほど山や琵琶湖の景色を楽しみながら下っていく。記念にケーブル坂本駅で信楽焼のコップを購入した。

坂本ケーブル車両。カッコいい色でワクワクします。

坂本ケーブル車両。カッコいい色でワクワクします。

ケーブル坂本駅で購入した信楽焼のコップ。1000円でお買い得!

ケーブル坂本駅で購入した信楽焼のコップ。1000円でお買い得!

その後、バスで京阪坂本駅まで移動。乗り降り自由のフリー区間内、浜大津で降り今度は琵琶湖を近くで見てみる。偶然イベントやイルミネーション点灯式も行われていたので、見学して帰宅。
比叡山横断切符のおかげで楽しい日帰り旅行となった。

イルミネーションが点灯しました。

イルミネーションが点灯しました。

最後に
今回の旅は、「比叡山横断切符」を使って旅しました。
4月中旬には桜が見ごろを迎えます。今年はお花見行けそうにないので、比叡山にもう一度行こうかな~と考え中。
比叡山横断切符の詳しい情報はこちらから
http://www.keihan.co.jp/traffic/valueticket/ticket/hieioudan_2013/
※冬季は叡山ケーブルが運休するため、横断チケットは使用できません。

比叡山横断チケット総合評価
お得度
★★★☆☆ 
京阪京橋駅発着で1000円以上お得。途中下車をすると、もっとお得になります。
一律の価格なので、遠方(大阪方面)にお住まいの方に一番お得ですね。

満足度
★★★★★
複数の交通機関が全て1枚でOKなのが魅力的。
フリーの区間も広く、1日十分楽しめる。

今回の旅飯

比叡山境内のお蕎麦屋さんで山菜そばをいただきました。

比叡山境内のお蕎麦屋さんで山菜そばをいただきました。

瀬尾優里
得楽切符で行こう(1) -比叡山
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